レッツノート・ライト モバイル年表

レッツノート10周年

■さらにタフになった5シリーズ登場!

2006年5月

 2006年5月は、初代レッツノートAL‐N1が登場して10年目。この時期に登場したのが、インテル社の新CPUを搭載したY5・W5・T5・R5シリーズです。lets_10th.gif
 この新シリーズので変わったのはY5と、新CPU採用による駆動時間の大幅な延長です。その結果、モバイルの本質である、軽量・長時間・頑丈が、さらに魅力的なものとなりました、
 

■水にも強くなったY5

y5_water.jpg
 Y5の最大の特長は、ユニークなキーボード全面防滴機構です。調査によるとノートPCの破損原因の第二位は「液体をこぼした」ということ。これを抑えるために採用したのが、キーボード防滴機構です。万一、キーボードの上に水がかかった場合にも、内部に水が浸入しないので、ハードの故障が防げます(万一、水がかかった場合は、点検に出してください)。port.jpg
 また、Y5の特長のひとつがミニポートリプリケーターです。Yシリーズのような大型ノートは、ACアダプターやLANケーブルだけでなく、マウスや外部ディスプレイをつないだ状態で使われていることも多いかと思います。ふつうなら、PCをデスクから持ち出す時に、ケーブル類をひとつずつ外していなねばなりませんが、ポートリプリケーターなら、一発で外すことができ、便利です。


■インテルの新CPUを採用

 5シリーズのビッグニュースはCPUの変更です。デスクトップで使われることの多いY5には1つのパッケージにコアユニットを2つ搭載して性能アップを図った、話題のデュアルコアCPU「インテルCore Duo低電圧版」を採用しました。core_cpu.jpg
 そして、モバイルユースが多いW5、T5、R5には、シングルコアで省電力性能を伸ばした「インテルCore Solo超低電圧版」を採用しました。
 この結果、Y5ではデスク処理で必要とされるグラフィック処理や、複数のアプリケーションを使った作業の処理速度がアップしました。
 また、W5、T5、R5では、バッテリー駆動時間が大幅に伸びました。特にW5では新型バッテリーの採用もあって、W4の約8時間から約1.5倍の約12時間駆動になりました。


■モバイルの本質を求め続けて

 今年はレッツノート発売10周年。数多くの方々に愛され、育ってきたこの年月は、パナソニックは様々なコンセプトで、モバイルを追求してきました。その軌跡が、次の章からから始まる「モバイル・ヒストリー」です。
 様々なメーカーからモバイルPCが発表されるなか、レッツノートは様々な紆余曲折を経ながら、モバイルの本質を求める道を選び、進んできました。その蓄積が、Y5をはじめとする5シリーズの4モデル。さらにタフになったレッツノートを、これからもご支援ください。

●初代からのレッツノートの歴史は、こちらの「レッツノート・ヒストリー」をご覧ください。
●初代からのレッツノートの定格は、こちらの「レッツノート・全製品一覧」をご覧ください。

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●10周年を記念して、1年間を通じて「10周年記念キャンペーン」を実施します。こちらも、ぜひご参加ください。


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1996年6月〜

ライト前史

■初の本格モバイルマシン・レッツノート

 まだ「モバイル」という言葉も一般化していなかった1996年。ノートパソコンといえば、まだA4サイズで3kg、画面もVGA(640×480ドット)で鮮明さに劣るSTN液晶というモデルが多い時代でした。そのため、ノートパソコンは「持ち運びができる」程度の存在で、電源のない出先で使い込むためには、たいへんな苦労がありました(ノートパソコンを持ち歩く方で、ノートの重さゆえに肩や足腰を痛めた方も多くいました)。
レッツノートN1 そんな中で衝撃のデビューを果たしたのが初代レッツノートAL‐N1です。B5サイズで1.5kgを切る軽さと、当時としては進んだSVGA(800×600ドット)で鮮明なTFT液晶を搭載。また、バッテリーも2本搭載可能で、約3〜6時間の使用にも十分耐える設計でした。発売と同時に人気が集中し、売り切れ店が続出する人気モデルとなり、パソコンの本格的なモバイルユースの道を開いたのです。
 レッツノートのモバイルのDNAは、この初代機から存在しているのです。

■広がるバリエーション

CF-C33 その後、レッツノートは様々なモバイルシーンに対応できるよう、ラインアップを広げました。よりモバイルに特化した小型の「レッツノート・ミニ」AL‐N0シリーズや、CD‐ROMドライブを内蔵した「レッツノート・エース」AL‐N3シリーズなど、現在にいたるラインアップにつながる広がりが生まれたのです。
CF-L1 1998年は、スマートなデザインの「銀パソ」と、「ネットワーク」という言葉がブームになった年です。レッツノートもスリムボディに変身していきました。また、様々なネットワークに対応するために、個性にさらに磨きをかけました。
 モバイルの新しい試みとして、カメラを搭載した「レッツノート・コム」CF‐C33、無線LANの先駆けともいえるワイヤレスユニット内蔵のCF‐A1、A4サイズのスリムノートCF‐L1なども登場しています。

■新たなレッツノートを
 ネットワークへの対応と差別化のための高付加価値の設定により、利便性は増しましたが、ライバルの追い上げの中、レッツノートの存在感は次第に薄れはじめていました。
 2002年、そんな状況を打破するべく、モバイルの本質「軽量・長時間・頑丈」を徹底するというコンセプトの新モデルが誕生しました。それが「レッツノート・ライト」の最初のモデル、R1です。

 

●この頃の出来事
・村山内閣から橋本内閣へ(1996年1月11日)
・アトランタオリンピック開催(7月20日)
・消費税3%から5%に(1997年4月1日)
・ダイアナ元英皇太子妃事故死(8月31日)
・長野オリンピック開幕(1998年2月7日)
・小渕内閣発足(7月30日)
・桶川ストーカー殺人事件(1999年10月26日)
・森内閣発足(2000年4月5日)
・プーチンロシア大統領就任(5月7日)
・シドニーオリンピック開幕(9月15日)
・ブッシュ大統領就任(2001年1月20日)
・小泉内閣発足(4月26日)
・アメリカ同時多発テロ事件(9月11日)


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2002年2月

レッツノート・ライトR1登場

■1kgを切って5時間駆動を

レッツノートR1

 レッツノートの魅力を取り戻すべく、企画されたのが10.4型液晶搭載・960gで6時間駆動を実現したR1シリーズです。
 当時のモバイルパソコンの質量は、約1.5kg〜2.0kgという時に、「ほぼ同等の性能を1kgを切る質量で、かつ5時間以上の駆動時間を持つもの」というR1の開発目標は、当時としては大変高いハードルでした。
開発ストーリー 軽量化するためには、バッテリーの容量を減らせば簡単なのですが、駆動時間を減らさないために、それはできません。しかも、性能を落さないために、様々の過酷な要求が課せられました。液晶は実用性を考えて10.4型のXGA(1024×768ドット)を搭載すること。ハードディスクも小型の1.8型ではなく、通常のノートパソコンと同じ2.5型を搭載すること。モデムLANの内蔵はもちろん、無線LANへの対応も考慮すること…などです。
 そして技術スタッフの大変な苦労の末、徹底した軽量化と省電力設計を行って、この条件をクリアすることができたのです(詳しくは「レッツノート開発ストーリー」をご覧ください)。

■円形パッド、SDスロット、ファンレス

 R1は細かなところまで改善されていました。まず、斬新なデザイン。従来までのデザインにこだわらず、AV機器を担当していたデザイナーを起用し、従来のレッツノートとは一線を画すデザインになりました。コンパクトなB5サイズボディながら、キーボードのキーピッチは17.5ミリと、このサイズのPCとしては大きなサイズを採用。また、パッドも四角ではなく、デザインのアクセントとして円形を採用しました(後にスクロール機能が付け加わり、今では欠かせないものとなりました)。
R1とSDスロット パームレスト(ボディ上面)の波形プレスは、デザインのアクセントに加え、強度アップと熱を感じさせないための工夫のためです。
 また、当時はまだ普及が進んでいなかったSDメモリーカードスロットをいち早く搭載し、デジカメとの連携も図っています。特に高い評価を得たのは放熱用のファンを廃止し、静かな動作を実現したファンレス設計です。

■発売と同時にベストセラーに
 従来のレッツノートから一新されたということで、「レッツノート・ライト」という名称を与えられたR1は、たちまち大きな反響を呼び、売り切れ店が続出する人気モデルとなりました。
 その後R1は、CPUのクロックアップで性能アップを図りながら、チップセットを交換したR2に進化しました。
 また、マーケティング手法としても、発売までに事前「宣言登録」をしておくと記念品がもらえるという「買います宣言キャンペーン」がスタートしました。これは「レッツ!モバイル宣言」として、現在でも続いているキャンペーンです。

●この頃の出来事

・「ユーロ」スタート(2002年1月1日)
・ソルトレイク冬季五輪開幕(2月8日)
・日韓共催ワールドカップ(5月31日)
・初の日朝首脳会談開催(9月17日)


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2002年11月

12.1型液晶搭載のT1登場!

■メインマシンとして使えるレッツ

レッツノートT1

 このように、大好評をもって迎えられたR1の次に登場したのが、12.1型液晶搭載のT1シリーズです。
 基本設計はそのままに、R1が「軽量化・モバイル」に撤して作られた10.4型液晶搭載モデルであるのに対し、より一回り大きな12.1型液晶を搭載。ボディサイズとキーボードも拡大し、モバイルだけでなく、メインマシンとしても使えるように考えられたモデルです。

■使いやすさがアップ
 12.1型液晶になったことで、画面はより見やすくなり、また、キーボードのピッチがR1の17.5ミリピッチから、デスクトップ機と同等の19ミリピッチ(横)に拡大。 オフィスでの長時間作業に使っても問題にならないほど、操作性が向上したので、モバイルだけでなく、メインマシンとしても問題なく使うことができるようになりました。 メモリー、ハードディスクもそれぞれ256MB、40GBと倍増しています。
T1インターフェース また、R1では軽量化のために別部品とされた外部ディスプレイ出力も、標準端子が本体に内蔵され、プレゼンテーションにも便利になりました。無線LAN用のアンテナは液晶サイドからボディの左右に移され、R1の特長だった液晶左右のメタル部材は廃止されています。
 これだけの機能アップがされましたが、質量は約1045g(無線LANモデルは約1070g)と、R1の960g(無線LAN非搭載)より85gの増加に止まっています。
 さらに、ハードディスクを軽量の1.8型に換装して軽量化を図った999gモデル(無線LANなし。HDD20GB、メモリー128MB)もリリースされました。

■さらに評判に
 レッツノートライトの機能アップ版として登場したT1は、市場で好評をもって迎えられ、レッツノート・ライトシリーズの中核として、R1同様にベストセラーとなりました。
 また、サイトではユーザーの声の紹介が始まり、その後のレッツノートの「ユーザー証言募集キャンペーン」など、後の「レッツノートブログ」につながるユーザーの声を集める企画が進行していきます。

●この頃の出来事

・拉致被害者5人が帰国(2002年10月15日)
・ノーベル化学賞に田中耕一さん(12月10日)
・松井秀喜選手、ヤンキース入団(12月19日)
・横綱貴乃花引退(2003年1月20日)
・スペースシャトル墜落(2月1日)
・米英軍イラクへ攻撃開始(3月21日)


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2003年5月

光学式ドライブ搭載のW2登場!

■モバイルにドライブは必要か?

レッツノートw2

 10.4型のRシリーズ、12.1型液晶搭載のTシリーズに続く3番目のレッツノートとして企画されたのが光学式ドライブを搭載したWシリーズです。
 しかし、光学式ドライブ(CD‐ROMやDVDなど、レーザー光を使って読み書きするドライブ)をパソコン本体に内蔵すると、ボディの大型化や質量の増加、また、バッテリー消費量の増加による駆動時間の減少など、モバイルには不利な材料が増えるという問題がおきます。
 また、ヘビーモバイラーの使い方を見ても、モバイル中にドライブ使うことは少なく、また、ネットワーク上のドライブを利用することも可能なので、モバイルPCに光学式ドライブが必要なのかとの疑問の声もありました。
 そのような課題を抱えつつも開発がスタートしたW2でしたが、発表されると同時に大ヒットとなり、レッツノート・ライトの中で、最も人気のあるシリーズとなりました。

 

■パナソニック独自のシェルドライブ
シェルドライブ  パソコンに組み込まれる光学式ドライブユニットは、一般的には、ドライブメーカーから「ドライブユニット」という形で納品された部品を、ノートのドライブ設置スペースに組み込むという形をとりますが、「ドライブユニット」は一般的なトレー式ではそれ自体が約200gになり、重量増加を招くことになります。また、ドライブをセットするために開く空間を補強するための部材などでさらに重くなります。
 そこで開発されたのが、パナソニック独自の「シェル(貝殻)ドライブ」です。
CF-41 ドライブを本体に内蔵し、カバーが上に開くオープントップ式のドライブというのは、パナソニック初の12センチCD‐ROMドライブ内蔵ノート「プロノートAV・CF‐41」や、PDドライブ内蔵ノート「プロノートPD・CF‐62」に採用された形式で、パナソニックとしては手馴れた形式だったのです。
 また、パナソニックではドライブユニットを製作しているため、製品として出荷される前の、トレーやフレームなどを組み立てる前の「部材」として入手することができます。ドライブユニット比較その「部材」の質量は約99gと、ユニット製品の半分! これを本体に組み込むことで、軽量化と頑丈さを両立することに成功したのです(ちなみに、開発時には着脱式ドライブやポートリプリケータの導入も検討されましたが、接続に必要な部材や補強部品が必要になり、重量が増加し、メリットが少ないと却下されました)。
 さらに、バッテリーをT1、R1の1・5倍の容量とし、約7.5時間駆動を実現しました。
 これだけの性能アップがありながら、質量は約1290gで、同じ液晶サイズのT2より、わずか220gの増加にとどまっているのです。
 また、W2では、軽量化のために天板にマグネシウム合金をプレス加工して使用するなどの新しい軽量化への取り組みもなされました。

■セントリーノを採用
 W2の登場と同時に、T、RともにCPUとチップセットが、従来の「モバイル・インテル・ペンティアムVプロセッサ+インテル830チップセット」の組み合わせから、「インテル・ペンティアムMプロセッサ+インテル855チップセット+インテル・Proワイヤレス2100」の組み合わせ=Centrino(セントリーノ)に変更されました。
 それに合わせて、シリーズ名もT2、R2シリーズと変更されています。

●この頃の出来事
・星野阪神が18年ぶり優勝(2003年9月15日)
・東海道新幹線品川駅開業(10月1日)
・シュワルツェネッガー州知事に(10月7日)
・イラクで日本人外交官2人殺害(11月29日)
・芥川賞は綿矢りさ、金原ひとみ(2004年1月15日)


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2004年2月

14.1型高解像度液晶のYシリーズ

■ただの軽量A4ノートじゃない

レッツノートY2

 従来のレッツノート・ライトシリーズが、「モバイルのためにコンパクトなボディ」を持っていたことに対して、「ふつうの大きさ・使い勝手のパソコンをモバイルできるように」という見地から企画されたのが、Yシリーズです。
 もともと、一般的なA4ノートを軽量にして持ち運びを便利にしたパソコンは、従来から「A4スリムノート」というジャンルで存在していましたが、レッツノートY2がこれらと異なるのは、「高解像度」という要素を取り入れることで、一般的なA4ノートや、デスクトップすらも上回る表現力を、出先でも気軽に利用できる「大画面モバイル」というコンセプトを持つ製品であるということです。

■解像度は通常の1.8倍
sxga+画面比較 Y2が搭載したSXGA+(プラス)という解像度(1400×1050ドット=147万画素)は、一般的なノートのXGA(1024×768ドット=約79万画素)の約1.8倍、17型液晶ディスプレイのSXGA(1280×960ドット=約123万画素)の約1.2倍の解像度があり、従来以上に大量の表を一覧表示できるだけでなく、一度に複数の画面を開いて情報を比較したり、コピー&ペーストすることができます。これによって作業性を大幅に向上させることができるので、管理業務や企画書の作成にはもってこいの機能ということです。
 それが、わずか1.5kgのボディの中に納まり、出先で長時間使えるのです。A4ノートをモバイルするのではなく、デスクトップ機を持ち出す感覚で使えるノートということです。
 「モバイルマシンとしては大柄」「A4ノートとしては割高」という声も聞こえますが、「大画面(高解像度)をモバイルするという」「デスクトップを持ち歩く」という見地に立てば、実に強力なマシンであり、実際、このシリーズのユーザーでは、管理職や経営者の比率が他のシリーズより高くなっています。

 

■デスクユースでの利便性を考慮
 キーボードのピッチ、デスクトップ機と同等の縦横19ミリピッチを確保。また。デスクユースでの使用頻度が高いことを想定し、CPUはシリーズ中、もっとも高性能なものを採用しています。
 他社からもA4サイズのモバイルノートは発表されていますが、Y2のように約1500gを切るものはなく、パナソニックの軽量設計が光るマシンとなっています。

●この頃の出来事
・吉野家が牛丼の販売を中止(2004年2月11日)
・京都で鳥インフルエンザ検出 (2月27日)
・イラクで3邦人誘拐(4月8日)


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2004年5月

長時間駆動になったR3

■長時間か、軽量か

レッツノートR3

 レッツノートのラインアップが大型化するにつれ、モバイルの本家といえるRシリーズのリニューアルが計画されました。その際、議論されたのは、「従来のRシリーズをより軽量化する」か、「質量はそのままに、より長時間駆動を実現するか」のいずれを選択するかということでした。
 そして、様々なマーケティング調査やユーザーの声の分析の結果、ユーザーの要望が多かった長時間化の方向で進むことが決まり、生まれたのがR3シリーズです。
 R2より、さらに小さくなったボディに、容量7.2Ahの大型バッテリーを搭載。R2の約5時間駆動(容量4.4Ahのバッテリーを搭載)に対して、倍近い約9時間駆動を実現しました。
 この大容量の「標準バッテリー」の質量は約310g。全体の質量は約990gですから、バッテリーを除く本体質量は約680gという超軽量のノートパソコンです。

■細かい部分も性能向上
 R3ではR2までの課題も改善されています。
 USBは2つとも2.0となり、外部ディスプレイ出力も標準端子が本体に内蔵されました。
 キーボードは17ミリ×14.3ミリとなり、少し小さくなりましたが、縦横比の改善・キートップの変更により、操作性はそれほど落ちていません。
Fnキーとctrlキー入れ替え また、このモデルから、BIOSでFnキーと左コントロールキーの交換ができるようになった点も、ヘビーユーザーに高い評価を受けました。
 ライバル機種がDVD視聴などのAV機能を重視する方向に進む中、ビジネスモバイルの本質を追求する姿勢は、幅広いモバイラーに絶大な支援を集めました。
 また、そのサイズから、「バックに入れて使える、コンパクトでオシャレなパソコン」として、女性ユーザーの人気も集めました。

●この頃の出来事
・イラクで2邦人が殺害される (2004年5月27日)
・アテネオリンピック開会(8月13日)
・プロ野球選手会ストライキ(9月18日)
・新潟県中越地震(10月23日)
・スマトラ島沖で大地震が発生(12月26日)
・愛・地球博開会(2005年3月25日)
・JR福知山線脱線事故(4月27日)


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タフモバイルW4・T4シリーズ登場!

■本当のモバイル性能を強化

レッツノートW4 レッツノートT4

 モバイルパソコンとして評価が定まったレッツノートですが、ライバルも徐々に力をつけてきたこともあり、さらなる魅力作りが必要となりました。
 そこでパナソニックが選んだのは、「軽量・長時間」というモバイルPC本来の特長を伸ばすとともに、他社ではマネのできない技術である「頑丈設計」をさらに伸ばすことでした。

■「タフブック」のノウハウを継承

タフブック落下

 パナソニックは以前より法人向けパソコンとして「タフブック」という頑丈さを特長とするパソコンを生産しています。
 このシリーズは米国の国防省の規格に合わせて、90センチの高さから落下しても大丈夫という頑丈さをもったマシンです。その貴重なノウハウの蓄積をレッツノートに応用することで、頑丈さを強化することができました。
 そこで12.1型液晶をもつTシリーズとWシリーズを基本設計を共通のものとして、2シリーズを同時開発することになりました。

■耐落下性能をさらに強化

 耐落下性能では、従来からの静止時の30センチ落下(26面)に加え、動作時の10センチ落下(底面)もクリアすることが可能になりました
(30センチというと、大したことはないように思えますが、実際にかかる荷重は相当に大きなものです。頭から床に落ちるケースを想像してください)。
30cm落下試験 しかも、底面だけでなく、側面や角など26面からのすべての面での30センチ落下をクリアしている点にもご注目ください(26面中には30センチ以上の高さからの落下にも耐える面も多くあります)。落下試験は他社のパソコンでも行っていますが、数字として公表しているのはパナソニックだけです。これは落下に対するノウハウがあるからこそできたことなのです。
 実際の移動中では、カバンやソフトケースに包まれていることが多いことを考えると、実質的は数字以上の耐落下性能が盛りまれているのです。
 また、ハードディスクが動作している状態でも、10cmの落下実験もクリアしたのは、W4とT4だけです。動作中のハードディスクの保護には振動をセンサーで検知してヘッドを退避させる方法などがありますが、手持ちや車両内での使用時の誤作動(震度の過剰検知)もあり、それより、実際の落下時の振動吸収に注力するほうがハードディスクの保護に役立つという考えから、センサーの搭載は見送られました。

■耐100kg加圧振動設計

耐100kg級 さらにレッツノートの新しい強さとして示されたのが、耐100kgの加圧振動試験をクリアしたことです。
 これは天板に均等に100kgの荷重をかけた状態で13分間上下左右に振動させる試験で、満員電車の中でカバンに入れたパソコンが圧迫されるケースをイメージしたもので、圧迫と振動による液晶の破損を防ぐ性能を持つことの実証となっています。
ブログでエピソード紹介 (100kgという数字も、設計チームが実際に最も混むと言われる満員電車の中で測定した数値です。ブログ参照)
 特に、単なる圧迫だけでなく、振動も加えた形での加圧試験で導きだされた数字でなので、単に加圧だけの数字より、実態にそった強さの内容となっています。
 耐100kg設計は、当初W4とT4だけでしたが、2006年春モデルからR4も耐100kgになりました。
※試験結果は弊社技術実験室にて、非動作時。★本製品の耐衝撃性能/耐圧迫性能は、無破損・無故障を保証するものではありません。予めご了承ください。

■ユーザーの声を反映

ユーザーズボイス レッツノートの開発においては、ユーザーの声を開発に生かすため、「ユーザーの声募集キャンペーン」「グループインタビュー」、さらにはブログでの「次のレッツノートに望むこと・トラックバック募集」(時期的にはW4/T4の基本設計終了後に実施)など、様々な機会を設けています。
 そしてW4、T4には、ユーザーの声を生かした設計がなされています。たとえば、USB端子の配置も、設計上は従来通り本体の左側に設置したほうが有利なのですが、ユーザーの皆さんの要望が多く集まったこともあり、左側から右側へ移しています。また、ボディの塗装もより強固なものにし、無線LANの入切スイッチもソフト制御から物理的なスイッチに変更になっています。

■チップセットも最新版に
 チップセットもインテルの855チップから、最新の915に更新されました。このチップセットは消費電力は若干増加するので、駆動時間だけを考えれば更新せずにおくという選択もあるのですが、メモリー性能やグラフィック表示能力の向上など、トータル性能の向上を考え、更新が決められました。また、W4、T4と同時にR、Yもチップセット変更し、4シリーズとなりました。

■さらに未来へ

モバイルといえばレッツノート」というキャッチフレーズは現実のものとなりました。
 新幹線の中、空港の待合室、学会やセミナー会場など、モバイルPCを必要とされるプロフェッショナルが集まる場で、レッツノートが占める比率は、今ではトップクラスです。また、「モバイルPC満足度NO.1」という評価もいただきました(IDCジャパン)。
 そして2006年。レッツノートの誕生から10年を迎える今年、レッツノートはモバイルで生まれる実り、好きな場所で好きな時PCとネットワークを使える楽しさを、より多くのパソコンユーザーの方々に広げるべく、さらなる充実をはかっていきたいと思います。

■この頃の出来事
・衆議院選挙。自民党が圧勝(2005年9月11日)
・紀宮様ご成婚 (11月15日)
・マンションの耐震性偽造発覚(11月17日)


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